負の感情の扱い方。負の感情は悪くない!

負の感情の扱い方 日記/意見
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「負の感情」と聞くと、あまり良いイメージではないのかなーと思います。が、私は悪いものだとは思っていなくて。負の感情は、マイナス思考とはちょっと違うと思っていて。マイナス思考は、全ての出来事をマイナスに考えてしまって、楽しむ想像ができない。「私は駄目だ」「私なんてどうせ…」「こんなに悪いならもっと悪くなるだろう」「今が良くても悪くなってしまったらどうしよう…」そんな感じ。自分を卑下しているような言葉と、負の感情は違うものとして扱いたいなと。今回私が言う「負の感情」とは、「悔しい」「ムカつく」とか。そんな感じかな。

筆者である私自身も、「負の感情」が強いタイプ。で、それをどうにかして今まで生きてきたんだけど。今回は、私流の「負の感情」の活かし方と、それに対する自分の向き合い方を書いていこうかと。

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負の感情を利用した過去

昔から、私は負の感情をエネルギーとして色々してきました。学生時代は勉強やスポーツ。私は水泳を選手コースでしていました。小学生の時はめちゃくそ遅くて。全国大会なんか出たことない。けど、仲のいい友達は出てたんですよね。悔しくて悔しくて。それで水泳以外にも自主練習で走ったりもしていたんです。それがよかったのか、中学生からは全国大会に出られるようになって。勉強もそう。小学生の時はそんなにできる方ではなかった。けど、高校は進学校に行ったんですよね。なんでかって?水泳のクラブチームの先輩たちが勉強出来ない人が多くて、「あぁはなりたくないな」って思ったから。

ここまでで気付くかもしれないですが、両方ともマイナスの感情なんですよね。「こうなりたい」とか「ああなりたい」「速くなりたい」とかなくて。「こうはなりたくない」とか「悔しい」「見返してやる」の気持ちで全て乗り切ってきた。それでそこそこは行けることにも気付いたんです。そこに到達するまでの時期は、すごいパワーで物事に取り組めるし、集中力もエグい。けど、少しでも達成されちゃうと、ヤル気が出なくなる。

でもね。ある程度のところまでいくと(成績とか結果とか)、それ以上は負の感情じゃ、さらなる高みは目指せないんだよね。全国大会は負の感情で出れるけど、決勝にはそれじゃ残れない。そこから先は、プラスの感情じゃないと行けないのかなって。これをどのタイミングで切り替えるか。それが上手くいくのか。

プラスの感情は意外とサボる

社会人になって、初めて「この人みたいになりたい」って思える人ができたんだよね。最近凄く感じているのが、負の感情の方が馬力が強い。今のこのプラスの感情だと、ちょっとサボったりしちゃうんよね。負の感情だと、サボることがない。ビックリするくらいそれしか考えられなくなる。「本気でなりたいわけではないからだよ!」って言われるかもしれないんだけど、それでも負の感情の方が馬力があるなって思ってしまうよね。

⚠ 注意点 ⚠

“愚痴や不満”とは違う

これは私の持論だけど、愚痴とか不満とは負の感情って違うものだと思っていて。今回私が言っている「負の感情」の中にはこれらは入れないでほしいなと。

自分を卑下するわけでもない

最初にも書いたけど、「私なんかどうせ…」「頑張ったって無駄だ…」とか、こういう自分を下に下げるような感情も別と思ってほしい。

「ムカつく」の本質

最初に言った、「ムカつく」という言葉の本質を見てほしいなと。ムカつくときってどういう時かって考えてほしいんだけど。多分、自分に持っていないものを持っている人や、自分が欲しいと思っていた何か(物質的なモノ、地位とか名誉、キャラクターなども含めて)を持っている人に感じやすいんじゃないかなって。例えば、若くして会社を立ち上げた人に、なんかムカつくなって思う場合。本当にヤバイ奴を除いて、自分が「いいなー」って思っている可能性があるよね。また、女性同士で「女の武器を使って媚びててやだよねー」って言うのも、自分も本当は使いたいけど使えないだけかもしれないよね。楽でいいよねって思っていても、多少の「いいな・羨ましいな」って思いがなければ、そう思わないから(私はそういう女性を見てても、「可哀想な人だな。大変だな。」としか思わないから。)。だから、この「ムカつく」という感情の中には、“羨望”という感情が入っているんだと思うわけです。

他人に言うかどうか

この「負の感情」って、モノによるけど、聞いてる方ってすごい疲れるんだよね。で、何か相手に言われても「でも」「だって」とかで返す人が凄く多いよね。これも愚痴や不満だと相手もきついのよ。でも、負の感情をどう扱って良いのかわからないであれば、相談してもいいかもって思う。でも、相談するなら、相手の言ったことに「でも」「だって」で返さないこと。これだけは守るようにね。

(相談の仕方はコチラの記事を読んでみてください〜)

負の感情の扱い方

最近私が習得した、負の感情の扱い方を紹介しようと思います。

本当に思っていることは何?

負の感情になった時に、「本当はどう思っているのか?」を突き止めることが重要。一番大事。そうすることで、その後のパワーに変えられるんだよね。小学生の時はこれを突き止めるのは簡単だった。「あの子に負けて悔しい」とかね、単純だったから。それなら、「勝てるように頑張ろう」でO.K.なんだよね。

大人になると、「悔しい」って感情をそのまま出しにくくなっているのかなって。そう思わないように自分で防御して、違う感情を出してるんだと思う。「嫌だな」「苦手だな」とか思ったら、きっと何か羨んでいる部分があると思われるから、そこを深堀りできたらいいのかなって思う。

その感情を認める

自分が感じた感情を、否定しないこと。例えば、なんとなーくムカつくなって思っていたとして。本当はムカつくじゃなくて、羨ましい。で、それを認められないからムカつくになっていると気づいたら、その「羨ましい」って思っていることを素直に、「私、あの人のここが羨ましいって思ったから、それがムカつくになったんだな。可愛いとこあんじゃん。」って、その感情を肯定する。ただただ、「あー、私ってこう思ってたんだな」って認めてあげる。それだけ。

それを糧にする

上記で書いた、感情を認めてあげたら、それを糧にしていくだけ。

でっかいエネルギーにしよう

「負の感情」は扱い方によっては、とてつもないエネルギーになります。けど、上手く扱えないと、不満や愚痴が多い、面倒くさい奴になるので注意が必要。上手く付きあえるようになるといいな〜って感じ。以上!

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