理学療法士が楽しくない…そう感じるのには理由がある

スポンサーリンク

私は理学療法士として10年以上働いています。
そして、今でもこの仕事は「楽しいし、好きだ」と思っています。
ただ一方で、
「楽しくない」
「辞めようか迷っている」
そんな若手の声を聞く機会も少なくありません。
現実としては、
「安定しているから続けているけど、楽しくはない」
そう感じながら働いている人も多いのではないでしょうか。
では、なぜ理学療法士は楽しくなくなってしまうのか。
そして、逆に楽しくなる瞬間とは何なのか。
少し整理して考えてみます。

スポンサーリンク

理学療法士が楽しい瞬間は、結局“結果が出たとき”

結論から言うと、
理学療法士が一番楽しいと感じる瞬間は「患者さんが改善したとき」です。
むしろ、それ以外に強く楽しいと感じる瞬間は、あまりないのではないでしょうか。
これは特別な話ではなくて、
スポーツや勉強でも同じです。
・成績が上がれば、その教科が好きになる
・試合に勝てば、そのスポーツが楽しくなる
つまり、「結果」があるから楽しい。
理学療法士にとっての結果は、
患者さんが良くなることです。
だから、
・改善すれば楽しい
・改善しなければ楽しくない
これはある意味、すごくシンプルな構造です。

上司・先輩の存在が、楽しさを左右する

もう一つ大きな要素があります。
それは「上司や先輩の存在」です。
もちろん同期が良いことも大事ですが、
実際のところ仕事の楽しさに大きく影響するのは、上司や先輩です。
例えば、
・楽しそうに働いている先輩
・義務的に淡々とこなしている先輩
どちらに魅力を感じるでしょうか?
多くの人が前者だと思います。
さらに重要なのが「指導の仕方」です。
多くの人が実習で経験したことがあると思いますが、
・分からないから聞いているのに「調べてきて」と言われる
・意見を求められて答えても、全否定される
・先輩の“正解”を当てるゲームになる
・症例発表が、ただの否定の場になる
こういう環境が続くとどうなるか。
気づけば、
・常に評価されている気がする
・これでいいのか不安になる
・発言や行動に自信が持てなくなる
そんな状態で日々働くことになります。
正直、これでは楽しくなくて当たり前です。
だからこそ、
同期以上に「上司・先輩」が重要になると私は思っています。
そしてもう一つ。
「こんな理学療法士になりたい」と思える人に出会えるかどうか。
これがあると、仕事の楽しさは一気に変わります。

働いてみないと分からないという現実

難しいのはここです。
上司や環境は、実際に働いてみないと分からないことが多い。
だからもし、
実習中に「この人いいな」と思える理学療法士に出会えたなら、
その職場を選ぶのは一つの良い判断だと思います。
また、
「今の職場がつまらない=理学療法士が向いていない」
とは限りません。
1か所だけで判断せずに、
別の環境を経験してみるのも大切です。
実際、環境が変わるだけで、
・指導の質
・人間関係
・臨床の楽しさ
これらは大きく変わることがあります。

まとめ

理学療法士が楽しくない理由は、大きく2つです。
・患者さんの結果が出ない
・上司・先輩との環境が良くない
逆に言えば、
・結果が出る
・良い先輩に出会える
この2つが揃えば、仕事は一気に楽しくなります。
もし今「楽しくない」と感じているなら、
すぐに辞めるかどうかを決める前に、
・環境を変えてみる
・別の職場を経験してみる
こうした選択も検討してみてほしいと思います。
少なくとも一度は違う環境を見てから、
続けるか辞めるかを判断しても遅くはないはずです。

タイトルとURLをコピーしました