自分が何者かわからないことは当たり前であるということ。

自分が何者かわからない 学び・哲学
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以前、宿坊体験をしたときにご住職が話してくれたシリーズになります。朝、お寺の本堂で座禅を組んだんですが、少し早く行ったら色々な話を聞かせてくれました。そのときに、「Mikaさん、人って自分が何者かはわからないのは当たり前なんです」って。それがなぜかを記載していきたいと思います〜。

さらに、私の尊敬するオジに教わったことも書いていこうかなと思います。2人とも言っていることは違うけど、どちらも納得出来る答えだなって。その人達の人生観みたいなものが詰まってる答えでした。どちらかの答えがピンとくれば参考にしてみてください〜

✓こんな人に読んで欲しい
・自分が何者かわからない
・自分がどうなりたいかわからない
・人からどうみられてるのか不安
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ご住職から教わったこと

まずは、お寺のご住職に教わったこと。「そもそも、自分が何者かなんて自分ではわからない」ということ。

自分が何者かわかるのはいつ?

自分が何者かわかるのはそもそもいつなのか。それは、自分が死んだ時。死んだときに、「あの人ってこんな人だったよね〜」ってわかると仰っていました。これに私の意見をプラスすると、自分自身が居ないところで言われている場合。文句とか愚痴ではなく、「あの人ってこうだよね〜」とかそんな感じの内容の場合。

自分が行きている間には、自分が何者だったかなんてわからないし、自分自身じゃ自分が何者かなんてわからないよねっていう感じでした。それがなぜか。具体例を挙げて説明してくれたので、それも話していこうと思います。

食物連鎖で教えてくれた

上記で書いたことの具体例を、食物連鎖で例えて教えてくれました。

例えば、ミミズは何のために存在しているのか。ミミズ本人はわかっていないかもしれません。ですが、ミミズを食べる動物がいて、ミミズに食べられるものがあります。ミミズの糞は土壌の改良に役に立っているので、食物連鎖の上に立っている動物が食べるものを育てるためにもミミズは必要です。ですが、ミミズ本人は、なぜ自分が何者かわかっているのでしょうか?

そんな感じで教えてくれました。その時はミミズではなかったんですが、なんの動物だったか忘れちゃったので、ミミズにしてみました。(このサイトを参考にしてみたので、食物連鎖や土壌についてはここを確認してみてください〜)

偉大なるオジが教えてくれたこと。

上記ではお寺のご住職に教えてもらったことを中心に書いていましたが、ここからは、私の尊敬しているオジの言葉を載せてみたいと思います。「そもそも自分が何者かわかる必要があるのか」ということ。

ちなみに、私が尊敬してやまない人は基本2人で、その人達のおかげで人生が変わったかなってレベルで尊敬してる。その2人のうちの1人からの話。

考える暇がある

そのオジが言うには、「自分がどうなりたいかとか、目標が何かなんて考えたことなかった。ってか、そんな事考える余裕がなかった。今、目の前のことを精一杯、一生懸命やることで必死だったから。今日を生きるので大変だったから、そんなこと考えたことなかった。けど、今こうなってるから… 将来のことを考える暇が無くなるくらい、働け」って言われました。そのオジは、結構すごいトレーナーさんで。どのくらいすごいかって言うと、、、ちょっと難しいわ。(笑) けど、まぁ私が尊敬しているオジで。

私が、「将来どうなりたいとかがよくわからなくて、今どうするのがいいかわからない、オジはどうしてました?」って聞いたら、上記のような感じで答えてくれました。

何者かになろうと思わなくても、ただその日を生きる金を稼ぐために一生懸命に仕事をしてたら、いわゆる“凄い”って言われる人になっていたと。ただ、昔と今は時代も環境も違うので、ただ一生懸命にやっていればいいかはわかりませんが…

“今”を一生懸命に生きること

以前、そのオジに言われたことが、「将来何したいとか、そういうの考えるとか、無駄なこと考えられるってことは暇なんだよ。もっと働け。あ、でも働きすぎたらこうやって飲めなくなるからそこそこだな。」って言われたことがあります。

それから考えると、「自分が何者かわからない」とか「どうなりたいかわからない」って考えてるってことは、暇なんだなって思いました。暇っていうのは言い方が悪いかもしれないけど、考える時間があるし、余裕もあるってこと。だから、それを考えないくらい、考える暇がないくらい今を一生懸命生きることは必要なのかもしれないなって思いました。仕事はもちろん、遊びもだし、恋愛も、趣味も。

たしかに、最近は将来の心配をしている人が多くて、“今”を楽しんでる、“今”に一生懸命になってる感じは少ないかもしれないなって。

終わりに

まずね、2つのパターンでのアドバイスがもらえた私は、めっちゃ幸せ者だなって思いました。これはね、もう自慢よ。

これを読んでくれた人も、どちらかの言葉が響けばいいなーって思います。私も誰かの心に響くようなことが言える大人になりてーなーって思っていますが、まだまだ難しそう。

でもね、2人に共通していることがあって、自分では意識していないんですよね。自分がどんな人間かってことを。そこは共通しているのかなって感じました。そこを考えているあたり、まだまだ2流だなーって。いや、3流かも。(笑)

そんなこんなで、ぜひ誰かの参考になればなーと。

ご住職シリーズを他にも載せておくので、ぜひ併せて読んでみてください〜

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