現役アラサー理学療法士の筆者ですが、
気づけば資格を取ってから10年以上が経ちました。
正直、自分でもびっくりです。
以前、「理学療法士になるのは難しいのか?」という記事を書いたのですが、
結論としてはシンプルで、
👉 テストと実習に合格すれば、なること自体はそこまで難しくないです。
国家試験も、とんでもなく難しいというわけではありません。
問題は「なってから」
ただ、本当に大事なのはここから。
👉 理学療法士になった後、どう働くか
これは、これから目指す人には結構イメージしにくい部分だと思います。
働く場所で仕事内容はかなり変わる
理学療法士は、働く場所によって仕事内容が大きく変わります。
例えば👇
・高齢者施設(老人ホームなど)
→ 今後は介護寄りの業務も増えていく可能性あり
・病院
→ リハビリだけでなく、オムツ交換などが含まれるケースも
・デイサービス
→ マンツーマンのリハもあれば、グループレッスン中心の場所もある
ちなみに私は、
👉 整形外科クリニック勤務
主に一対一で、
痛みやしびれを改善していくリハビリを行っています。
実は「成長するかどうか」は完全に自由
これも意外と知られていませんが、
👉 理学療法士は資格を取った後、勉強するかどうかは完全に自由です。
・学会発表する人もいれば、しない人もいる
・講習会に行く人もいれば、行かない人もいる
・協会に入る人もいれば、入らない人もいる
協会に属さない場合でも、
大きく困ることは正直あまりありません。
(ただし、協会の資格などは取得できないので、将来的なキャリアには影響する可能性はあります)
勉強しても給料は上がらない?
ここが結構リアルな部分ですが…
👉 勉強しても、給料に直結するとは限りません
そのため、
「だったらやらなくてもいいのでは?」
と思う人がいるのも仕方がない事だと思います。
それでも学び続ける理由
ちなみに私は、
•講習会に参加
•資格の取得
など、継続して行っています。
理由はシンプルで👇
👉 それが当たり前だと思っているから
そしてもう一つ、大事にしている基準があります。
👉「自分の家族がケガしたとき、自分に任せたいと思えるか?」
この基準で考えると、
やっぱり学び続けるしかないなと思っています。
どんな理学療法士になりたいかで全てが決まる
結局のところ、
👉 理学療法士になった後の大変さは、自分次第です
・向上心がある人 → それなりに努力は必要
・現状維持でいい人 → そこまで大変ではない
勉強は大変なのか?
よく聞かれるのですが、
👉 正直、そこまで大変だと思ったことはありません
なぜかというと…
👉 楽しいから
そして、
👉 本当にいい仕事だと思っているから
理学療法士という仕事の魅力
この仕事のいいところは、
👉 患者さんから直接「ありがとう」と言われること
これは他の仕事ではなかなか得られない価値だと思います。
患者さんの人生に関わる仕事
理学療法士という仕事は、ただ身体を良くするだけの仕事ではありません。
👉 患者さんの人生に関わる仕事です。
中には、
「スポーツに関わりたい」
という理由で理学療法士を目指す人も多いと思います。
もちろんそれ自体は全然悪いことではありません。
ただ私は、
👉 軽い気持ちで関わってはいけない仕事だと思っています。
例えば、ケガをしたスポーツ選手がいたとします。
その選手が、手術をするかどうか悩んでいる場面で、
もし知識や技術が不十分な理学療法士が関わってしまったらどうでしょうか。
本来であれば、
👉 適切なリハビリによって、手術を避けられたかもしれない
それなのに手術を選択することになり、
•競技復帰までの期間が長くなる
•リハビリがうまくいかず、結果的に引退
そんな未来になってしまう可能性もあります。
もちろん、結果のすべてが理学療法士の責任ではありません。
ですが、それでも──
👉 その結果に対して、どれだけの覚悟を持てるか
それは大事だと思っています。
そしてこれは、スポーツ選手だけの話ではありません。
一般の患者さんでも同じです。
例えば、
本来であれば保存療法で済んだかもしれない状態が、
適切なリハビリが提供できなかったことで手術になってしまうこともある。
股関節の人工関節であれば、
👉 一生しゃがめなくなる可能性もある
仮にその人が、災害などで和式トイレしか使えない状況になったら
👉 生活に大きな制限がかかってしまう
そこまで考えられているか。
だから私はいつも思います。
👉このリハビリで、その人の人生が変わる可能性がある
そのくらいの意識で、毎回向き合えているか?
この考えがあるからこそ、
・講習会に行くこと
・学び続けること
これらが苦痛にならないのだと思っています。
まとめ
理学療法士という仕事は、
ただリハビリをするだけの仕事ではありません。
👉 患者さんの人生に関わる仕事です。
きつい・大変と言われる理由はたくさんありますが、
その中でも大きいのが、
・責任の重さ
・求められる知識・技術の高さ
です。
リハビリ一つで、
・手術を回避できるかどうか
・人生の選択肢が変わるかどうか
に影響することもあります。
だからこそ、
👉 軽い気持ちでは向き合えない仕事
だと私は感じています。
その分、学び続けることが必要であり、
努力を怠ると患者さんに影響してしまう仕事でもあります。
ですが逆に言えば、
👉 人の人生を変えられる仕事でもある
ということです。
この責任とやりがいをどう捉えるかで、
理学療法士という仕事の見え方は大きく変わります。
👉 理学療法士は「なること」よりも「どう関わるか」が重要な仕事
だと私は思っています。
