4月になりました。新入社員が入ってきました。さぁ大変。何をしたら良いのか問題。1年目は特に、何をしたらいいのかわからないですよね。
今回は、その方向性だけでも指し示せれば良いかなと。それに付随して、問診の内容などもすこーしだけ伝えていきます。
本当はもっと色々考えられたほうが良いですよ?でも、最初からは難しいので…少しずつですね。
〜かるーく筆者の経歴〜
- 2022年で理学療法士7年目
- 運動器認定理学療法士取得
- 整形外科勤務
- 現在はクリニカルリーズニングについて勉強中 (2017年頃〜本格的に勉強開始)
✓こんな人に読んで欲しい ・新人理学療法士で何をしたら良いかわからない人 ・新人ではないけど整形外科に初勤務。何をしたらいいかわからない人 ・痛み、痺れ、どうしたら良いの?
具体的に何をする?
具体的にどうしたら良いのかを考えるときに、重要なのが、以下の2つを考えること。これが考えられれば、方向性はとりあえず定まるかなと。
どこをどうしたいのか。
まずはこれ。どこの組織をどうしたいのか。これを明確にすることが大事です。
痛み・痺れの原因が何だと仮定して、それを改善するためには、どうしたらいいのか。どの組織をどうしたらいいのかを明確にすること。
例えば…。膝が痛くて曲がりが悪いです。よくやるのは、パテラのモビライゼーション。じゃ、パテラ(膝蓋骨)をどうしたいのか。パテラをどうしたいのかによって、モビライゼーションじゃなくてもいいんですよね。例えば、パテラを内側へ動くようにしたいのであれば、外側の筋などを緩めるでもあり。で、緩める方法もマッサージでもいいし、ストレッチでもいいし。自原性抑制の機序を使うでもいいし、拮抗抑制の機序を使うでもいい。となれば筋力運動でも良いですよね。
そんな感じで、どの組織をどうしたいのか。それを明確にすれば、やり方はいくらでもありますね。
痛み・痺れの軽減・増悪因子は何か。
そして、これも重要。ぶっちゃけ、どこをどうしたいのかって、その場では考えられなかったりもします。なので、それよりももっと簡単な考え方がこれ。
何をすると悪化して、どうすると楽になるのか。
楽になる方に持っていくこと、痛み・痺れが強くなることはしないこと。これをとりあえず徹底すれば、悪化することはないし、改していく見込みはあります。まぁ、どこまでよく出来るかはわかりませんが。
わからない場合は、まずこれを基準に考えていけたら良いのでは?という項目です。
何を聞く?問診の内容は?
上記2つのことを踏まえて問診をすること。そうすると、少しは聞きたいことが出てきませんか?
どうすると痛くて・痺れて、どうすると楽なのか。これを聞くことも重要です。
他にも色々ありますが、細かくは、教科書を見てください。(笑)
要望があれば、問診で何を聞くかもブログに載せましょう。
まとめ
とりあえず、何をしたら良いのかわからない場合は
- どこをどうしたいのかを具体的に明確にすること
- 寛解・増悪因子を探ること
この2つを意識してみると、わからないなりにも、いい理学療法が提供出来るようになるのでは?と思います。
もっともっと考えないといけないことは沢山あります。勿論ですが。
ですが、なにをしていいかわからない、どうして良いかわからない人は、まずはこれらを考えてみて欲しいと思います。
また、患者さんとどうやってコミュニケーションを取っていいかわからない人は、こちらの記事もぜひ✓してみてください!
ぜひ、参考までに〜!!!