はい、2023年にて7年目の理学療法士♀です。今回は理学療法士が勉強会に行くべきか?という話。私は現在3箇所の整形外科を掛け持ちで勤務しています。そこで、勉強会に行かないヒトもいれば行くヒトもいるし…。そんな彼らが、どんな感じで仕事をしているのかを話していこうかと。
あ、ちなみに筆者である私は勉強会にも行くし、教科書・参考書も買うし、なるべく論文も読むようにしているし、関連する他分野の本も読むし。もちろん、自分の趣味の方の本も読んだりするけど。そんな感じのタイプです。
行かない派
行かない理由
まずは勉強会に行かないヒトについて。理由はいくつかあるみたい。「給料に反映されないから」「お金を稼ぐための仕事だから、そこまで必死に技術や知識を上げたいわけではない」「ユーチューブなどの動画サイトでも勉強できる」「どれに行って良いのかわからない」こんな感じ。
給料に反映されない
これは、まじで悲しいけどそうなんだよね。むしろ、勉強会に行っているのに他と給料は変わらないから、マイナスになってしまうわけ。まじで悲しいよね。そんなに良い給料をもらっているわけでも無いので、これはやっぱりちょっとわかるよね。
金稼ぎの仕事だから
私自身、仕事って色々な仕方があると思っていて。例えばやりたいことを出来ているからお金はそんなにこだわらないヒトもいれば、生活するためにしているヒトもいる。給料を沢山もらいたいヒトもいるわけで。で、理学療法士は資格があるから、安定して一定の給料が入ってくるし、食いっぱぐれないから選んだっていう人もいると思うのよ。医療従事者だからと言って、皆が皆、「患者さんのために!」って訳では無いのが事実。医者や看護師だって、それは一緒じゃん?だから、生活をするため・お金を稼ぐためんいしているっていう人も中にはいるから、技術や知識を高めていきたいわけではないんだよね。そうすると、「別に勉強会には行かない」っていう選択になってしまうよね。
動画サイトでも勉強できる
これね、まじで実際にいたのよ。私より5個程下の子で、その子に「勉強会とか行かないの?」って聞いたら、「いや、ユーチューブで勉強してます」って返ってきた。まじで、さすがに笑いそうになったよ。「素人かい!!!」って突っ込みを入れかけたよ。しかも、技術に関しては、触って確認しないと分からなかったりするから、なかなか動画だけで学ぶのは難しいよね。しかも、勉強会に行くメリットって、知識や技術を得るだけではないってことをわかってないんだなーと。みんなはわかるかな?
どれに行っていいのかわからない
これは、切実だよね。行きたいけど、何に行って良いのかわからない。特に東京・神奈川・大阪とかの都市部は勉強会の数が多い。いや、多すぎる。だから本当にどれに行って良いのかわからないんだよね。しかも1つ1つの勉強会の値段も結構する。ピンキリだけど、高いのだと、2日で2−3万とかあるし。これについては、今度別の記事で書こうかな。私が行って良かった勉強会の話を。
行かないことは悪いことなのか
別に悪くはないよね。普通の会社員だって、講習会やセミナーなどに行ってないヒトって結構いるでしょ?あ、会社から行きなさいって言われたものとは別でよ?自分でお金を払って、休日を潰して行くってこと。一般の社会人が一月に何万円も払って、休日返上で行くヒトが多ければ行ったほうが良いかもねって言えるけど、そうじゃなかったら、強要は出来ないよねと。私的にはしないヒトに対して、「しなよ」とか「行かないとかありえない」とは思わないかな。私とは仕事の仕方が違うヒトってだけの認識。
論文は無料で読める
お金がないとか時間が無いとか、どれに行っていいかわからないってヒトは、まずは論文から読んで見るのは手だと思う。通勤時間やゲーム・携帯をしている時間を15分当てるだけ。
これは私の意見だけど、医療ってヒトに携わる仕事だから、やっぱり新しい知見は取り入れていたほうがいいんじゃないかなーとは思う。もちろん、それに給料が伴っていないのは問題だと思うけど。けど、学校の先生もそうだけど、お金を儲けようとしてもいい仕事とそうじゃない仕事ってあるんじゃないかなーと。これは新渡戸稲造の「武士道」って本を読んで貰えればわかると思う。
筆者は行く派
そう、私はなんやかんやで行くんです。私が行く理由をここでは挙げて行こうかなと。でも、シンプルに2つだけしかないのよ。私はね。
自分のため
患者さんをよく出来ないと、モヤモヤするんだよね。そのモヤモヤを解決したいなーと思うのよ。そのモヤモヤが解決できたら気持ち良いじゃん?患者さんを改善させられたときの達成感とか、「ありがとう」「Mikaさんに担当してもらえて良かった」って言ってっもらってみ?一般のサラリーマンじゃ貰えないような言葉を、お客さんから直接貰えるんだよね。コレって、お金では得られない充実感だし、理学療法士ならではだよね。でもそれを得るためには自分だけとか、近しい中では無理が無理があったりするし。わからないこととか、悩んでた患者さんが良くなったときとかは、答えを見つけた感じで超気持ち良いのよ。数学の問題で、悩んでた問題を解けたときの爽快感に近いかな。わかるかな?
しかも、講習会行くと自分自身の知的欲求も満たされる。行っているという事実があるから、努力してる感も出るから、自分で自分を認めてあげられるようになるし。だから、行くのも患者さんのためってより、自分のために行ってる感じ。でも、それが結果的に、患者さんのためにもなってるからいいよね。
理学療法が好きだから
行った時に得られるモノがわかっていれば行きたくなると思うし、その仕事を心から好きで、心からやりたいコトだったら、講習会には行くんじゃないかなって思う。理学療法士を仕方なくやっているのであれば、行かないだろうけど。趣味にはみんなお金かけるじゃん?それと一緒で、好きなことだったらお金も時間もかけられると思うのよ。だから、行かないコトが悪いとかではなくて、心から好きなことじゃないってだけなのかな?とは思う。それこそ、本当に好きだったら、お金がないとかで行かないとかはありえないかなって思う。だって、趣味にお金使いたいときは貯めるでしょ?旅行へ行くときは貯金したり、バイトしたりして貯めるじゃん。推し活してるヒトだって、お金が欲しくて本業以外にバイトしてるヒトって沢山いるじゃん?それと一緒で、本当に好きだったら行くんだよね。仕事としてとか、お金が関係してくると皆そう思えないかもしれないけど。でも、そういうことだよね。
終わりに
熱血理学療法士って、どこの職場にもいると思うんだけど。そういうヒトたちからしたら、「行けよ!!!」ってなるかもしれない。けど、働き方って人それぞれだから、別に私はどっちでも良いと思う。自分のやりたいようにすればいいと思う。
私の意見だけど。理学療法士って、患者さんの命に直接関わってはいないけど、その人達の人生には関わっているわけで。自分の親や子供、仲の良い人たちが、どんな理学療法士にみてもらいたいかなっていうのは考えてみると良いんじゃないかな?とは思う。そんな理学療法士になれるように少しでも努力していくことが大事なのかなって思います。以上。