はい、8年目を迎えてしまうアラサー理学療法士、Mikaです。今、理学療法が楽しくないなーって思っている人は、ぜひ見ていってほしいなって思います。
今勤務している整形外科が3か所あるんですが(全部非常勤です。)、その中で1人の20代後半の理学療法士♀に、「Mikaさんと会ってから、自己肯定感も上がったし、仕事が楽しくなってきました」と言って貰えました。うん、特に何もしてないんだけど、いい影響を与えたらしい。(笑)彼女の体が痛くなったりすると、私が治療する仲なんだけど。同じ正社員じゃなくて、私を頼ってくれるんだよね。悩んだ患者さんがいれば、私に振ってくれるんだよね。嬉しいよね。頼ってもらえるのって。
で、その子の以前勤めていた職場は、回復期のリハビリテーション病院。最後は外来患者さんも見ていたとのこと。で、どんな感じの職場だったのか聞いたら、まぁなかなかなところだなーって思ったし、何より、そういう職場は多いんじゃないかと感じて。
そして、ココナラっていうオンラインサービスも使っているんだけど。そこでは、理学療法士から相談を受けるサービスを出していて。症例発表の内容だったり、仕方だったり。それに付随する仕事上の悩みとかも聞いたりしていて。
似たりよったりの話を何度も聞いてるし、私自身も感じていたことだったり。それらを紹介すると同時に、解決方法も紹介しようかと思います〜!
悩み
上記で書いた人の話や、ココナラでの相談の中で多かった話を書いていこうかと思ういます〜
自分で考えた?
質問しても「そのくらい自分で考えて」と言われる。考えてわからなかったから聞いているのに、そう言われてしまうから、もう聞けなくなってしまうとのこと。ぶっちゃけ考えてもわからないことなんて、たくさんあるわけで。わからないものは、どう考えたら良いのかがわからないから、自分一人で悩んでいても、どうにも出来ないんだよね。どうやって考えたらいいかとか、なにか糸口になるようなヒントがあればいいのにねって感じだよね。
有耶無耶にされる
質問しても、明確な答えをくれないで有耶無耶にされる。先輩や上司もわからないのか、質問をしても明確に答えをくれずに終わってしまう。もしくは、患者さんのことで聞いたら、「これやってみたら?」と言われやってみる。けど、良くならなかったからそう言うと、「うーん」と言われて終わってしまう。きっとこれは、先輩や上司もわからないんだと思う。(笑)
患者さんの相談すると…
患者さんのことでわからないことがあったから質問をしたら、「この評価やった?」「あの評価やった?」と聞かれるばかり。終いには、「それらの評価してからだね。」で終わり。で、何も解決しない。して、その後どうしたらいいのか教えてほしいよね。まじで。でも、これも、先輩・上司もわからないんだろうね、きっと。
そんなこともわからないの?
質問しても、「それって、1年目の質問だよね?」とか、「そんなこともわからないの?」とか言われてしまう。だから、その後はもう質問ができなくなってしまう。でも、わからないもんはわからないんだから、しゃーないわけで。それを責められても…でもきっと、その人もそういう教わり方しかしてこなかったから、どうやって後輩に接して良いのかわからないのかなーって思う。
何の評価をしていいのかわからない
評価は大事と言われるけれど、評価する意味がわからない。だから何の評価を、いつしていいのかわからない。もしくは、しなきゃいけない評価は教えてもらったけど、それをどう解釈して良いのかわからない。で、聞いてもなんだかよくわからない…。きっと、これをわかっている人は、すっごく少ないと感じるのが、最近です。
評価の重要性がわからない
評価が大事って言われるけど、結局、同じ治療をするから、何で評価が重要かわからない。けど、誰もそれについて教えてくれない。例えば私の周りの人達は、病名がなんだとしても腰が痛い人が来たら、「お尻のストレッチして、腹筋を鍛えてください」って患者さんに言う人が多いです。そうなると、評価してもしなくても、変わらないよね?むしろ、内容を変えないなら、評価するだけ、時間の無駄じゃね?って感じてしまうのは、私だけ???
勉強の仕方がわからない
勉強しろって言われるけど、何の勉強をすればいいのかわからない。疲れて寝てしまうし、いつ勉強すれば良いのかわからない。けど、先輩には「サボってる」「寝る時間を減らせ」と言われる始末…。それ以外の良い勉強法は教えて貰えない。睡眠時間を削ってする勉強が果たしていいものなのか?と私は思いますが…。
いつだって、悩みは”人”が関わっている
上記の悩みって、先輩や上司が関わっているもので。いい上司・いい先輩がいれば、意外と解決してしまうものかなーと。でも、いないんだよね、そういう人が。じゃ、先輩や上司だけが悪いってこともなくて。その先輩や上司もどうやって教えて良いのかわからないのかもしれない。その人達もそう教わってきたのかもしれない。わからないことがあっても、先輩のプライドでわからないと言えないのかもしれない。そう考えると、先輩や上司も大変なんだよね。ってことを、少し理解してあげてほしいなと。
解決方法は?
ぶっちゃけ、簡単に解決できる方法は、無いと思う。いい人に当たればラッキーだし、当たらなかったら、残念。コレばっかりは、運もあるのかなって。でも、自分のできることはなるべくしたほうが良いよねって。だから、その方法を書いてみようかなと。
転職
手っ取り早いのはコレ。でも、難点は、次に行く場所で良い先輩・上司がいるかということ。居ない可能性もあるわけで。しかも、見学に行ったくらいじゃ、こんなのはわからん。だから、これは賭けだね。博打が好きな人はぜひ。まぁでも、同じところにずっといて、悶々するよりは、一度転職してみるっていうのもありなのかなーって思います。
外部の講習会
内部の先輩や上司にそういう人がいなくても、外部にはいるかもしれない。だから、外部の勉強会や講習会に行ってみて、いいなーと思える人が居ないか探してみるのもあり。そこでもし出会えたら、その施設に転職してみるのもありだよね。
本を読むこと
本を読むことで、理学療法以外のことも学ぶ。そうすると、モノの考え方とか見方とか、今までとは違った視野で見れるようになるかなーって。ちなみに、私は、多いときは週1冊、読んでました、本を。今でも月1冊は読むようにしているかな。
最後に
最後の最後に、私自身のことを少し話そうかなと。今はものすごく仕事が楽しいけど、以前は辞めようと思ってたんだよね、理学療法士を。で、そんな私が何で仕事が楽しくなったのか。それは、【クリニカルリーズニング】を学びだして、師匠と言える人に出会えたから。その人は、私の疑問を丸っと解決してくれたんだよね。そして、もう一つ、正社員を辞めたこと。人間関係がどうも苦手で、いらぬことに神経すり減らしていた気がする。だから、今はものすごく楽しい。
そして、私自身も周りにいい影響を与えられるようになってきているようなので、とっても良かったなと思う。皆の周りにもそんな人がいるといいなーなんて思っています。もし居なければ、ここのメールでもコメントでもいいし、ココナラのサイトを通じてでも良いので、相談してきて貰えればと思います〜
理学療法士って、なんて楽しい仕事なんだろう!って思ってもらえると、いいなーなんて。そんなことを思って書いてみたブログでした。