【現役PTが語る】理学療法士になるのは難しい?を解説します!

現役理学療法士が理学療法士になるのは難しいかを解説します 理学療法・仕事
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よく、「理学療法士になるのは大変でしょ?」と言われます。ですが、筆者自身はそこまで大変だとは思わなかったです。その理由を解説していきます!

✓こんな人に読んで欲しい

・理学療法士のなり方を知りたい
・理学療法士になるのは大変なのか知りたい
・国家試験は難しいのか知りたい
・理学療法士になろうと思っているけど、色々と不安

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理学療法士のなり方

①大学/専門学校を卒業すること

まず、理学療法士になるには、4年生の大学もしくは3年間の専門学校を卒業する必要があります。大学や専門学校を卒業できるよ〜と見込まれたら、国家試験を受けられる学校が多いです。

大学を卒業するだけなら、そこまで大変ではないと感じました。試験をパスするのはどこの大学も一緒だし、実習はぶっちゃけ担当の理学療法士次第だし。

筆者は4年生の大学を卒業しました。なので、大学卒業に必要なことを大まかに記載していきます。

大学のテストをパスする

授業や学校の試験だけで言ったら、高校までにそこそこ勉強をしてきた人であれば問題ないと思います。全然してこなかった人だと、少しきついかも…。覚える量が結構あるので、しんどいことはしんどいです。

私の受けた衝撃的なテストの話し。

まず、解答用紙は枠と英語名もしくは日本語名の筋肉の名前。英語名の部分は日本語名を、日本語名の部分は英語名を書く。
さらに、筋肉がどこからどこに着いているか、それを支配している神経は何か、どういう走行で通っているか。
これ、上半身・下半身・体幹を3回に分けて全身のテストしました。これはさすがに震えましたね。

なかなか衝撃的でした。(笑)

暗記の仕方とか、コツコツ勉強ができればそこまで大変ではないと思いました。しかも、国家試験でも出るので、結局覚えないといけないですし。実習に行ったときにも、こういう問題を不意に出されることもあります。

筆記だけではなく、実技の試験もあります。実技は、評価の仕方がメインになります。この実技もちゃんと練習すれば問題ありません。あとは試験の時に緊張しすぎないこと。

理学療法学科だと、必修の授業だけ受けておけばだいたい次の学年に上がれるので、ほぼ高校までと変わらない印象でした。また、1割程度は辞めていってしまいます。勉強についていけなくなるか、トレーナーになりたい!とかで辞めていく人が多かった印象です。

筆者の中で衝撃的だった試験の解答用紙がこんな感じ↑

実習に受かる

実習はちゃんと学年を上がれれば全員行けます。実習の前に実技の試験だったりをするかもしれませんが、だいたい大丈夫。ちゃんと進級すれば、実習には行けます。

実習に行って、それに受かるかどうかが問題です。もちろん実習は大変です。レポート作成、日毎の日誌、わからないことを調べる、評価や治療の内容を考える…やることが多いです。実習に受かるかどうかは、ぶっちゃけ担当してくれる理学療法士との相性次第だと思っています。

途中で行かなくなってしまう(行けなくなる?)学生もいます。私の周りでもいました。そういった場合は、先生たちも対応してくれます。もう一度違う場所に行かせてもらえることもあるし、もう一回その学年をやり直す(留年)こともあります。

ちなみに、留年は学年で1割程度います。実習で落ちても、何人かは他にもいるので、そこで辞めないこと。

以下の記事は、実習前にできる対策について記載しています!理学療法士の学生は合わせて読んでみてください!!!

卒業論文を書く

卒業論文はゼミ単位で実験したりしながら書くので、そこまで心配する必要はないかなと。これで落ちる人はみたことがないです。基本のことをやっておけば大丈夫。本当に。ゼミの先生がサポートしてくれるし、ゼミ生も助けてくれるはず。なので、これに関しては提出期限を守るとか、報連相をしっかりするとか、1人で出来ないのであれば助けを求めるとか。そういった基本的なことができれば問題なしです。

卒業試験に受かる

これは、ある学校とない学校があります。

筆者が通っていた大学は無かったです。職場の先輩や後輩が通っていた大学では有る所もありました。なので、場所によります。

国家試験より卒業試験のほうが難しい大学もあるとの話でした。先輩から聞いた話ですが。卒業試験のほうが難しく、それに受からないと国家試験を受けられない大学も有るようです。

これは、大学の国家試験合格率を上げたのではないかと。(予想ですが。)

②国家試験に受かる

大学を卒業できても、国家試験に受からなければ理学療法士にはなれません。合格率は結構高く、80%前後あります。特に、ストレートに卒業できていて(留年していない)いるならば、もっと合格率は高くなるようです。

「卒業したけど、前年や前々年に国家試験に落ちて、再度受ける」という人はかなり合格率が落ちるようです。なので、なるべく一発合格を狙っていきましょう。

私は、第51回2016年の試験を受け、合格しました。一気に合格率が下がった年でした。74.1%とのこと。ですが、私は模試で一度も合格点を超えたことがありません。(笑)

それでも受かりました。勉強にはコツが有ることを1月に掴んだので、模試には間に合わなかった。(笑) ですが、合格できたので、きちんと正しい勉強方法をしていれば受かることを、私が身を持って証明しました。

特に、大学に一般入試で入った人は、勉強の仕方をわかっているのでそこまで心配しすぎなくても大丈夫ではないかと思っています。どちらかと言うと、テストなしで入った人の方が大変かも。勉強の仕方を知らないので。

現在は、合格率80%前後と安定しているので、正しい勉強方法をしていれば受かるはず。ビビらなくても大丈夫です。そして、国家資格に受からなくても、他の仕事をすればいいだけ。そういう人もいます。トレーニング施設に勤める人もいるし、途中で転職して全然違う仕事をする人もいます。

国家試験のための勉強方法を書いた記事もあるので、一緒に見てみてください〜

まとめ

ざっくりまとまると、

  1. 学校を卒業する
  2. 国家試験にうかる

これだけ。(笑)

学校を卒業するのは、勉強すれば大丈夫。実習は、担当者との相性次第。

そして、模試で一度も合格点に達したことのない私でも受かったし、きちんと正しい勉強方法ですれば国家試験受かることを自らを持って証明しました。ちなみに、模試では(学校内)学年の下位10人に入っていました。(笑)

なので、皆さん安心してください。そして、ぜひ理学療法士になりましょう!

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