医療職といえども、サービス業でもあります。特に理学療法士は患者さんと近いです。
筆者である私、理学療法士が気をつけていることや、周りの理学療法士を見て感じていることを書いていこうと思います。整形外科勤務の理学療法士はぜひ、考えてみてほしいと思います。また、患者さんで通院している方たちも、自分の担当の理学療法士がどうかを考えながら読んでみてください。
理学療法士としても、人としてもレベルアップしたい方は特に読んでみて!
✓こんな人に読んでほしい 【理学療法士】 ・整形外科勤務 ・何に気を付けて患者さんと接したらいいかわからない ・患者さんが途中で来なくなってしまう 【通院中・患者サイド】 ・担当の理学療法士に違和感を感じている ・病院のサービスが悪いと感じている
理学療法士として気を付けていること
上記には“理学療法士として”と書きましたが、“接客業として”でもあるし、“人として”でもあるし、“いかにいいサービスを提供するか”と考えて私は行動しています。
靴を並べる・靴べらを差し出す
整形外科では、靴を脱いでベッドに上がることが多いと思います。その際、理学療法士は、患者さんの脱いだ靴、どうしてますか?並べ直してますか?患者さんを起こして履いてもらうとき、再度並べて履きやすいように並べていますか?革靴の人には、靴べらを差し出していますか?そもそも、患者さんの靴を踏んでしまったり、キャスター付きの椅子で踏んでいませんか?
私は、上記のことを気を付けています。私が勤務している整形外科には、靴べらがありませんでした。なので、自分で買っていきました。他の理学療法士(正社員)は、誰も買っていません。なんなら、私のところまで取りに来ます。
通院している方たちも、自分で靴を並べ直していませんか?私は絶対にさせません。
通り道で注意しているか
私が勤務している整形外科は、スタッフと部屋の大きさが合っていません。なので、通り道も狭いです。たまに、通れないときがあります。(笑) 私が使用しているベッドが一番奥にあり、出られなくなることがあるんです。が、誰も気付いてくれません。どいてくれない。ざっくりの図を下記に載せます。

私が出入りできるルートは赤線の①か②しかないんですが、通り道で全員が治療しているとね…見てもらえれば分かる通りなんです。本当に誰も気付いてくれないんです。
また、通り道で施術をせざるおえないときがあります。それも載せます。例えば、頚部(首)の治療をするときは、どうしても、黄色○の場所で治療をせざるを得ません。

そこで考えなければならないこと。誰かが通るとき、治療を中断していますか?もし、そこを通った方がバランスを崩したら、危険ですよね?そこまで、周りをみて、確認して、危険に注意を払い、患者さんに危険がないか確認できていますか?
通院している方たちも、そのあたり、確認してみてください。
患者さんのペースに合わせて歩いているかどうか
上記の絵より、詳しいリハビリ室の絵を書いてみました。

入り口の外には、待合室・受付があり、患者さんはそこで待っています。理学療法士が呼びに行くんです。リハビリ室に入ってくるとき、患者さんの歩く速度に気を付けていますか?
また、リハビリが終わって、次回の予約を取る際に、P.C.の位置まで移動するんです。患者さんが帰る準備が出来ていないのに、理学療法士だけ先に歩いていってしまっていませんか?もし、行くなら、患者さんに一声かけていますか?「先に行って準備しているので、ゆっくりでいいですよ」とか。先にP.C.の前で待っているとき、患者さんが急いで来ていないですか?小走りになっていないですか?
リハビリ開始時は気を付けている理学療法士が多いですが、終わった後は気にできていない人が多いです。自分はどうでしょうか?通院している方も、担当の理学療法士はどうですか?
ちょっとした情報を覚えているか
患者さんの何気ない一言やちょっとした情報は覚えていますか?何が好き、どこ出身、どこに住んでいた、好きなお酒、カルテには書かないちょっとしたこと。例えば私の患者さんでは、お酒の中でも日本酒が好きな方がいたり、旦那さんがラジオ好きな方がいたり、お孫さんが忍者になりたいって言う方がいたり。こんな細かいことはカルテには書かないかもしれません。ですが、覚えていると「よく覚えてるね〜」と言って、喜んでもらえることです。
帰り際に目で挨拶をする
リハビリが終わって、そのまま帰るときはその場で挨拶しますよね。例えば、その後電気治療をして帰るとき、患者さんって自分の担当の理学療法士のことを見てたりします。そんなときに、声はかけられなくても、目線を合わせるだけでも印象は違いますよね。「あ、自分のこと見ててくれてるんだ」と感じる。
また、私は2施設の整形外科に行っていました(2022年8月末で片方辞めたけど)。その片方の施設(辞めた方)が、リハビリする場所が人工芝で、靴を脱いで上がるところでした。なので、理学療法士はベッドでリハビリをし、私は自分で次回予約も取り(助手さんにお願いしている人も多かったですが、これも意識の違いですね)、その場でお別れするか、時間があれば靴を脱ぎ履きするところまで送ります。ですが、どちらにしろ、出ていくときには声をかけられれば大きな声で「お大事に」と伝えます。着替えなどがあり、私が次の患者さんに入ってしまった場合は、お辞儀か目を合わせていました。なので、自分自身が次の患者さんに入ったときにも、座る位置は気を付けていました。全体が見渡せる位置に座るように。
ちなみに、ここの施設の患者さんは違う担当者に引き継ぎました。患者さんが出て行くときに振り返ってその担当者のことを見ていましたが、その理学療法士は気付かず…私が気付いてしまうというね。そういうこと。
サービス精神旺盛にすること
とりあえず、今思い浮かぶのはこのくらい。私の担当している患者さんが他の方を見て「あ、私靴自分で揃えたことないわ」と言っていました。私は「当たり前です。そんなことさせません。」と伝えました。本当に私の中では当たり前。
ちなみにですが、私は前後の患者さんで同じ話はしないようにしてます。話す内容が被らないようにしているんです。隣の患者さんが聞いているかもしれない。こちらが20分でも、隣が40分だったら、その人は同じ話を聞くことになります。隣が話をしていたりすればいいですが、結構無言でやっている人が多いので、私の周りにいる人は少しでもハッピーに出来たらいいなって。
理学療法士も人数が増えてきていますが、高齢者も多いのでしばらくは需要が高まると考えられます。しかし、リハビリの保険点数はどんどん減っているという事実。そして高齢者が減ってきた段階で、理学療法士は余ります。その時、選ばれる理学療法士になっている必要があると思いませんか?そのためにも、認定理学療法士や専門理学療法士を取得しておくのも1つの手段です(認定理学療法士は必要か?という記事も貼り付けておきます!)。そして、指名されるような仕事のように、自分の接客のクオリティを高めておくことも必要です。
接客はどこでどうやって学ぶかは、また記事を書こうと思います。(→記事書きました!ぜひ読んでみてください〜) ですが、自分がどうされたら嬉しいか、ということを考えればいいのではないでしょうか?サービス精神は全開で行きましょう!!!
そんなことまで考えて仕事を仕出したら、結構楽しくなると思います〜〜〜
ではでは、参考までに〜!!!