私の仕事は理学療法士というものなんですが、この仕事の人の特徴なのか…他の理学療法士がやってることが気になっちゃう。他の職種もそうなのかわかりませんが、理学療法士の多くはそんな感じ。
例えば、「あの人の治療はさ…」とか「あの人、もっとちゃんとやった方がいいよね」とか。
周りが気になっちゃって仕方がないと。それを言ってる人がイライラしてるのよ。言われてる方は気付いてないか、気にしてないか、辞めちゃうか。
何で気になっちゃうのか、気にならないようにする対処法を紹介しようと思います。私が尊敬しているオジに言われたことも紹介するので、ぜひ胸に響かせてください。
気になる理由
暇
時間があるから、暇だから。余裕があるから気にできる。気にしてる暇、気にできる余裕がなければ、気にできません。
なので、気にしてられるくらい、自分に余裕があるということ。言い方を変えると、暇。もっと忙しければ気にできない。
例えば理学療法士で言うと、新患を5人連続で1単位でみなきゃいけないってなったら?そんなに周りを気にしてる余裕ありません。時間と症状との戦いだから。笑
集中していない
理学療法士であれば、目の前の患者さんに集中できてない。だって集中していれば、他のことって目に入らないですよね?集中してると、呼ばれても気付かないこと、ありますよね?他職種では、目の前の仕事、タスクに集中できていないと言うこと。
傲慢になっている
自分自身がまだまだだなって思ったら、他の人のこと言えないなって。周りのことをとやかく言えるだけの能力があると思っているのかい?ということ。
周りをあーだこーだ言う人は、自分が凄いと思っている可能性が高い。
実は自身がない
攻撃は最大の防御。自分のやっていることに自信がないから、他人のやっていることを批判する。で、自分のやり方を相手にも押し付けようとする感じよね。批判するのは、自分に自信がないからで、相手のことを認められる器がないってことかなと。
対処法
もっと集中する
無駄な人間関係に目を向けない、構築しない、仲良くしすぎない。理学療法士であれば、その分、患者さんに集中すること。他職種であれば、無駄に同僚と仲良くしないで、仕事を淡々と遂行すること。目の前のことに一所懸命になれれば、他は目に入って来ないはず。目に入ると言うことは、目の前のことに一所懸命になっていないということ。
自分が尊敬できる人に出会う
自分が凄いと思うと、傲慢になり、他人を見下し、批判したくなる。理学療法士だと、自分の技術や知識、流派とか。「それ(自分がやっていること)だけが凄い、それ以外はダメ」と思うと、傲慢になりやすい。
本当に凄い人で、他人のやり方にケチ付ける人はいないです。少なくとも、私は出会ったことがない。いるなら、そいつは二流と思っています。私はね?笑
尊敬できて、「この人みたいになりたい」と思える相手に出会う。で、その人が他人に口出しをしない人であれば、自分もやらなくなるはず。尊敬できる人がいれば、「自分もまだまだだな」と思えるはずなので、傲慢になりにくいよね。
経験を増やす
自分が知らないことや経験したことないことが沢山あると、まずは知ること。そうしたら、それを知っている相手は、尊敬できるはずだから。全てがだめな人なんて居ないと思っています。私はね。
だから、自分が経験したことないことをやってみると、自分が大したことないと思える。本を読むことで新しい知識や見方を得ることが出来る。そうなると、“自分がすごい人”とは思えなくなるので、傲慢さが減らせます。色々な経験をしてみることが重要。
まとめ
周りの人が気になってしまう理由は…
- 暇だから
- 集中していないから
- 傲慢になっている=自分が凄いと思っている
- 自分に自身がない
対処法は…
- 目の前のことに集中する / 無駄に仲良くしない
- 自分が尊敬出来る人に出会う
- 経験を増やす
私自身、1−2年目のときは、気になって仕方なかったです。今は全く気にならない。気にならないというか、視界にあまり入らなくなってきました。
周りが気になって仕方ない、言いたくなっちゃう等など、そんな状態になりがちな人は、ぜひ実践してみてください〜