筆者である私の周りには、「人生がつまらない…」「今のままじゃよくないと思っている…」「何かを変えたいけど何をしていいかわからない…」などなど、こんなことを言う人が結構居ました。最近はあまりいないぁ、そう言えば。
私は、「こんなふうに生きたいな」「こういう仕事人になりたい」と思える人が幸いにもいるので、あっまり悩むことは無いです。ですが、そんな人ばかりではない。
そんなどう生きたら良いかわからない人に向けて、今回は記事を書いていこうと思います。これは若くても、歳を重ねていても、基本的には同じだと思っています。
生き方ではなく、死に方を考える
どう生きたいか、どう生きたら良いのかがわからない時は、死に方を考えること。
- 死んだ時に何て言われたいか
- 具体的にどう死んでいきたいか
以下で詳しく書いていきます。
死んだ時に何て言われたいか
例えばですが、「優しい人だったよね」と言われたいのか「面白い人だったよね」と言われたいか。「自分のやりたいことをやっていた人だったよね」「格好良い人だったよね」「破天荒な人だったよね」などなど…
皆さんは死んだときに何と言われたいですか?それによって生き方は変わってくるのでは無いでしょうか?
「優しい人だった」と言われたいのであれば、どんなときでも優しくする必要があるし、「格好良い人だった」であれば、見た目も中身も格好良い生き方をしなければそうは言われません。
なので、死んだときに周りに何て噂されたいか。何と言って欲しいか。それを考えてみてください。これは途中で変わってもいいと思っています。また、人によって感じ方は違います。ですが、例えば「格好良い」であれば、自分の中の格好良いを貫き通して生きましょう。
具体的にどう死んでいきたいか
周りに人が沢山いる中で、みんなに見守られながら死んでいきたい。だとしても、家族?友達?弟子?それによってだいぶかわってきますよね。弟子であれば、まず弟子を取らなければいけないし、尊敬される人にならなければいけません。そして、家族とより多くの時間を過ごす必要もあるかもしれません。家族であれば、家族を最優先に考えて過ごす必要があるかもしれません。
戦国武将から学ぶ「死に方 → 生き方」
筆者である私は、歴史小説が好きです。特に戦国時代。そこから得た、死に対する考え方と生き方をいくつか紹介します。
「覚悟」とはいずれ人は死んで行く身である。よしそれならば、仏の道に従って死のうとする覚悟である。こう覚悟することによって、その人の生きざまはおのずと定まる。つまり、「死の先取り」だった。
北条早雲 PHP文庫 P124
上記は本の中での北条早雲の言葉。私の解釈では、「死を覚悟することによって生き方は決まってくる」って感じかなと。
「いずれ広隆は、敵の船頭となり、この城を攻めて来るであろう。昨日の味方は今日の敵とは、これ戦国の習いだ。強きに靡くも世の常だ。だが、義を貫くは武士の道といわれる。わしは、そのことのために生きるぞ」
長宗我部元親 PHP文庫 P290
上記は、本の中で出てくる金子元宅の言葉。
どちらも「死」を覚悟していることがわかります。それを覚悟してこそ、生き方や生き様は変わってくるし、決まってくるのではないかと感じました。
終わりに
どうやって生きたらいいのかわからなかったり、どうやって生きたいのかわからない。どんな人になりたいのかわからない時は、本を読んでみることって結構おすすめ。
なんとなーくの方向性が決まってくるかも…?
私は、明確に目標みたいなものがなくても良いと思っています。ざっくりと。ちなみに私は明確に何がしたいとか、どういうふうになりたいとか、今はありません。でもざっくりと、「格好良いかどうか」「面白いかどうか」を軸に決断しています。そして、いつ死んでも後悔しないようにすること。そんな感じで生きてる。あとは、自分が成長できるかも大事かな。
以前、「生き方が格好良い武将3選」という記事も書いているので、ぜひ併せて読んでみてください〜
ではでは、参考までに〜!!!