最近、1つ仕事を辞めることになったんですが、なかなか決めきれなかったんです。ですが、急に決断ができてしまい、辞めることにしました。そうしたら、急にモノを捨てたくなったんです。まだ使えそうなものはメルカリで売ってる最中ですが、コレも1ヶ月くらい売れなかったら捨てちゃおうと思っています。あとは、今度旅行に行く予定なので、持っていって洗わずに捨ててこようかなと。それを含めると、合計すると30lのゴミ袋5袋は超えたかな?まだ捨てれそうなものがあるので、ちょこちょこ捨てていこうと思っています。
今までもモノを捨てようと、何度か試したりもしていましたが、今回のようにこんなに捨てることは出来なかったです。では、なぜ今回捨てられるようになったのか?また、なぜ今まで捨てられなかったのか。「モノを捨てる」という行為の“本質”を見ることが出来れば、今後も捨てることができるかなと。また、捨てられない人も捨てられるようになるんじゃないかなーと。
筆者である私が、なぜモノを捨てられなかったのか、なぜ捨てられるようになったのか、そこを洗い出していきたいと思います!
✓こんな人に読んで欲しい ・断捨離ができない ・物が捨てられない ・部屋が散らかる ・片付けが苦手
なぜ物が捨てられないのか?
簡単に言うと、何かに“執着”しているから。その気持がなくなれば物が捨てられるようになるのではないでしょうか。
値段が高かった、ブランドである
単純に高かったから捨てられない、ブランドだから捨てられない。これは、価値・値段に執着しています。使い古したなら、捨てましょう。ボロボロの状態や汚くなっているモノを使っているのは、見栄えがよくないです。仕事でも、デートでも。仕事であれば、会社の人や取引先の人への印象が悪くなります。デートでも、相手に清潔感が無いと思われる可能性が高いです。
高くて使えなかったのであれば、他の安いモノを捨てて、使うようにしましょう。なので、この場合は高いものを捨てるように頑張るのではなく、他のモノを捨ててしまえば、それ以外に使うものがなくなります。安かったものの方を捨ててしまいましょう。
k
思い出がある
筆者である私が苦労するのはコレです。高いものは結構捨てられるし、そもそも高すぎると使えないので買わない。ですが、コレは捨てるのが難しい…。これは、過去の思い出の何かに執着している可能性があります。
例えば、過去の楽しかった時代に執着している。スポーツ用品や勉強関連のなにかであれば、過去の成績や実績に執着している。こういう場合は、今があまり楽しくなく、過去の方が実績があったり楽しかったと考えられます。今を充実させるようにしてみれば、思い出の品は捨てられるかもしれません。
これらについてはこちらの記事も参考にしてみてください ▶▶▶ 【過去の武勇伝を語る人の特徴】
写真などであれば、その写真を撮っておいてデータにする。ネガがあれば、それからデータ化ができるみたいです。数枚だけ残して置いて、あとは捨ててしまうのも1つの手です。
「旅行に行ったときに買ったもの」も過去の楽しかった思い出ですよね。これは写真だけにするか、お土産の内容を変えていくのも1つです。例えば、食べ物や消費出来てしまうモノにする。私は、食べ物を買ってくることが多いです。他にも、化粧品や美容関連。これも消費すればなくなるのでおすすめ。最近はポストカード。これをトイレとかに飾っておく。これならあまり幅を取らないので。キーホルダーなどは意外と捨てにくいので、おすすめしません。基本は消費できるものが良いでしょう。
後悔しそう・使うかもしれない
今は使っていないけど、なんとなーく使い勝手が良さそうなものや、使うかも・使えるかもしれないと思ったもの。これは執着というより、後悔したくないのでしょう。強いて言うなら、後悔したくないという“気持ち”に執着しているのかもしれません。
ですが、今まで使っていなかったんだとしたら、なくてもいいと言うこと。これは思い切って捨ててしまいましょう。使うかもしれない、“かもしれない”の時点で今は使ってないです。なので、使わなくても過ごしていけるということ。なので、捨てましょう。
悩み事がある・メンタル面が安定していない
悩み事があったり、自分のメンタルが安定していないと、捨てにくいです。これは私の経験・体験ですが…
実は今回も、仕事を辞める!って決めたら、物が捨てられるようになりました。ってか、捨てたくなりました。なぜか。自分での分析ですが…
仕事に執着していたと言うより、仕事が続かない自分に執着していたのかなと。それが物や人への執着になっているのではないかと思います。仕事が続かないと、周りにどう思われるかな?とか、これじゃ社会人として良くないかな?とか、他人からの印象に執着していますよね。また、その仕事先のスタッフにもなんでわかってくれないんだろう?とか、私が変わればわかってもらえるかな?など、人にも執着していたのかなと。ここに関しては、長くなるのでこの程度にしておきますが…。とにかく人への執着が強いタイプだと思いました。ある先輩と話して、それがフッと軽くなったんです。完全にはまだ断ち切れていないですが、軽くなっただけでも、モノを捨てられるようになりました。執着心が軽くなったので、残りは行動療法的な感じで、捨てることで執着を断ち切れたらいいかなと。
なので、悩みがある・精神的に安定していないとモノを捨てることは難しいです。
忙しい
これもシンプルに、忙しくて時間が取れない。片付けの時間もモノを捨てる時間も取れない。これはもう、一旦休む。コレしか無い。
捨てるためにはどうするべきか?
捨てる基準・捨てない基準をきめておく
毎回、捨てるか捨てないかを決めるのは、労力が必要になります。決断力も必要です。なので、捨てる基準を決めておくことで、毎回決断しなくて済みます。
例えば、何年使っていない物は捨てる、昔スポーツしていたときに使っていたものは捨てる、紙類はデータにして捨てる、嫌な記憶を思い出すものは捨てる…などなど、どうだったら捨てるのかを決めておく。
また、捨てない基準も決めておくと良いでしょう。一気に全部捨てるのは難しいので、「一応残しておく」という基準も作っておく。例えば、思い出に残っているモノは残しておく、使ってはいないけどお気に入りのものは一応取っておく。一応取っておいたものは、数カ月後にまた捨てるかどうか決める。もしくは捨てたくなるときに捨てる。その時は以下で書く、執着心がなくなっている可能性があるから。
執着心をどうにかする
物が捨てられないのは、モノに執着しているから。もしくは、モノではなく思い出や記憶に執着している可能性があるから。そのモノか思い出への執着がなくなれば、捨てられるようになります。
逆に捨ててしまえば、執着心も少しずつ消えていく可能性もあります。認知行動療法か行動療法かって感じ。認知面=捉え方・考え方から変えていくか、行動面から変えていくか。このあたりは、自分でネットで調べてください。笑
どっちにしろ決断が必要であることは確かです。自分がどうしたいのか、どうなりたいのか。悩みやウジウジしている状態が解決すれば、捨てられる可能性があります。ということで、どうやって決断するかわからない人はコチラの記事を読んでみてください▶▶▶【決断力を高める方法】
今の悩み事を解決する
悩みがあると、心が鈍ってしまいます。そうすると決断出来ないです。
また、「部屋の綺麗さは心の現れ」ってよく言いません?心に何か抱えていたり、悩みがあると、部屋は汚れていきます。片付けられなかったり。片付けられないって事自体が、物が少なければ片付けをそんなにする必要無いので、物が多いんでしょうね。
上記でも書きましたが、こちらは認知行動療法になりますね。
終わりに
物が捨てられない理由は色々あるかと思います。ですが、「高かったから」というのは意外と少ないように思います。どちらかと言うと、思い出とか後悔とか、そういう理由の方が多いのではないでしょうか?
モノや感情への執着を捨ててしまうことで、モノを捨てられるようになるのではないでしょうか?逆に言うと、モノを捨てたとしてもそのモノへの執着心が残っているうちは、捨ててないときと比べて精神的・心理的にはあまり変わりがないかもしれません。
モノを捨てて、さらにモノへの執着心を捨てることで、断捨離と言えるのではないかと思います。
そんな感じで、参考までに〜!!!