自分は決断力が鈍いと思っています。なかなか決められないんですよね。たぶん多くの人がそうじゃないかなと。できれば、決断力がある人になりたいと思っています。スパッと決められるのって格好いいし、決断力がある人の方が仕事ができそうだしっていう理由なんですが…(笑)
私自身周りには、「悩まなそう」とか「すぐ決めそう」とか言われます。が、結構悩む。決められない。ご飯だったら、全部頼んじゃう。いっぱい食べられる人連れて行って、いっぱい頼んじゃう。これはある意味悩まない人ですね。ご飯なら全部頼むで解決しますが、全部できないことの方が多いです。
ですが、最近決断できるようになってきたかなーと思っています。そうなれた理由を書いていこうかなと。さらに、とある人にもらったアドバイスも書いてみます。
今回の記事は ・決断力がない人 ・決断力を上げたい ・仕事が出来るって思われたい ・格好いいって思われたい と思っている方々に読んで欲しい内容です。
決断とは
決めて断つこと。
まず決断ってどういうこと?です。これは、私が宿坊をした(お寺に泊まった)際に、そこのご住職の方に言われたこと。
「Mikaさん。決断ってどういうことかわかりますか?決めて断つことなんです。断つんですよね。」と。で、それが、どういうことなのか…
何かを諦めることでもある。
ご住職に言われた話しの続きですが、、、
「一方に決めて、一方を断つこと。どちらか(または何か)を諦めることでもある」と。「片方を断つからこそ、決めた方に集中できるんですよね」とも言っていました。
これは実際にやってみると、結構精神的な負担がかかると感じました。ご飯とかそれくらいならいいですが、仕事や人間関係など、そういった場合はかなり負担が大きくなる作業だと思いました。でも、この断つという行為をすることで、人としても強くなれるのかな、とも思いました。
決断するために。
じゃ、この決断力を少しでも上げるためにどうするのか。これを今度は考えていきます。
1日の決断回数を減らす
人間は1日で相当な数の決断をしているそうです。その決断には、多かれ少なかれストレスがかかります。なので、その決断の回数を減らしてあげることが意外と重要です。
例えば、スティーブ・ジョブズ。この方はいつも同じ洋服を着ることを決めていたらしいです。そうすると、毎朝「何を着よう?」と考えて悩んで、決断する回数が減るから。他にもそういう方は多いようです。
また、「ミニマリスト」の人達も理にかなっていますよね。物が少ない中から選ぶので決断でかかるストレスが減ります。一概に全員が当てはまるわけではないですが、「ジャムの法則」というものをご存知でしょうか。これは24種類のジャムを並べたときと6種類のジャムを並べた時、どちらの方が購入に至ったかという実験です。6種類の方が多いという結果になったんです。もちろん、ジャム好きな人だったら多いほうが良いかもしれないので、一概に全員そうだとはいい切れません。
洋服は多く持っているのに、朝「着たい服がないな〜」なんて思ったことのある女性は多いのではないでしょうか?これが、「ジャムの法則」と似ているのかもしれないですね。
例えばですが、「平日の洋服はこういう感じにする」とか、曜日ごとにテイストを決めておくだけでも決断が楽になります。あとはカフエに入った時など。「このお店ではコレを飲む」と決めておくだけでも決断の回数が減りますね。
ちなみに私は各曜日ごとにどんな洋服を着るか決めています。カフェ毎に何を飲むかも決めています。待ち合わせなどで時間が10分以上あれば一番近くのカフェに入ると決めています。なるべく普段決断する回数を減らし、重要な時に決断できるようにすることにしています。
自分の中の基準を持つこと
例えば、休日や仕事終わりに飲み会などに誘われたとします。そこでどちらを優先させるか悩みます。これを決断するのは相当ストレスがかかります。どちらが大切などは天秤に掛けられないから。大事に思っている軸が違いますからね。けど、ここで決断しなければいけないです。ここで、自分の基準を持つようにしたらどうかと提案します。例えば「平日の夜は仕事の誘いを優先するけど、休日は家族や恋人を優先させる」とか。「奇数月は仕事、偶数月はプライベート」とか。
例えば、平日は仕事・休日はプライベートと割り切ってしまう。そうすると、休日は誘われなくなってきます。なので、決断する必要がなくなってきます。でも、ここで大切なのは、「一貫性」があることです。この仕事は特別だから、とか力を入れているから、とかになると誘う方もどうしていいかわからなくなります。また、自分で決断しなければいけなくなるので、それもストレスになります。
なので、一貫性を持って、自分の中で基準を作ることが重要です。
捉え方を変える
何かを決断する時、何かを諦めなければいけないです。その諦めたほうが本当は良かったかもしれない、など後悔したくないと思っているのではないでしょうか。
例えば食事。AとBで悩んだとします。Aを頼んでイマイチだったとしたら、Bにしておけばよかった〜って思います。これが後悔ですね。食事ならまだ良いですが、就職での会社選びとか、仕事もそうです。家族と仕事の誘いのどちらを優先するか…などなど。
もし、選んだ方と違うほうが良かったとしても、それは自分の捉え方でいくらでも変えられます。失敗しても、「今回失敗しておけば次回は失敗しないな」と考えることも出来ます。ご飯だって、次は違う方を頼めばいいんです。
正しい選択だと思えるように努力する
仕事や重要な場面では決断して、それが失敗だったと思わないように努力をすればいいのではないでしょうか。戦国時代であれば、選択を失敗すれば生死に関係していましたが、現代ではそんなことはありません。自分の決断が正しかったと思えるように努力をすることの方が重要です。正しい方向に持っていくこと。
もし、とてつもない努力をしてもだめだったら、諦めがつくのではないでしょうか?今の自分にはどうやっても無理だったことかもしれません。なので、そう思えるまで努力してみること。
決断出来る人になろう。
決断力をあげるには孤高な人を目指すこと
私的意見ですが、「決断」をする・「決断力」を高めるためには、「孤高」が必要なのかなと感じました。「孤高な人」になるためには、自分だけの世界を持っていたり、自分が決めたことを守ったり。そういったことが必要になるとのこと(ネット情報です)。となると、ここでは決め断つことが必要になると思ったんです。
例えば、夢や目標があって、それを叶えたい。そうすると友達と遊んでいる場合じゃないこともあります。だとしたら、この友達と遊ぶことを断たなければいけないです。もしかしたらもう誘ってもらえなくなるかもしれないと思いながらも、「遊ばない」ということを決めて、「遊ぶこと」を絶たなければいけないです。なので、「孤高な人」になるには、必然的に「決断する」ことが増えていくのではないかと思いました。目の前のことではなく、大局をみることで、決断しやすくなるのではないでしょうか。
以前、宿坊をした時の話し。 和尚さんが「私は一人が好きです。けど、孤独では有りません。孤高な人になれればいいなと思っています。」という様なことを仰っていました。 「孤高」と「孤独」は何が違うのか。ネットで調べた結果、1番わかりやすかったのは「孤高は志を持って、自ら望んでその状態になっていること」「孤独は心が通わせられる人がいなくて寂しい状態、自分でそうなりたいと思っていないのにそうなった状態」でした。
決断できる人は、精神的に強い人
決断ができる人は、精神的に強い人とも取れるのではないでしょうか。何かを成し遂げるには、この「決断力・孤高・精神力」が必要なのかなと。
大層なことを成し遂げるわけではなく、自分の夢や目標を成し遂げるときにもこの3つは必要と思いました。なので、今の私にはこの3つが必要なのかなと。
そうなれるかなれないかはわかりませんが、そこを目指すことが大事かなと。そこを目指すことで、少しでも成長すると思うので、取り敢えず目指します。もし今、孤独だなと感じる人がいたら、ここを目指すことって有りなんじゃないかなと。むしろそう思っている人の方が目指しやすいのかなと。孤独から孤高に変えていけるようにしてみるのはどうでしょうか、という提案をしてみます。
上記で記載した宿坊したときのこと。上記以外にもご住職から教えてもらったことがあるので、いくつか投稿しているので、併せて読んでみてください〜