なかなか、自分の気持って言葉にできないなぁと思いますが、そんな人が多いのではないでしょうか。そんな私が、「自分の気持ちをなるべく言ってみようかな」と思った事件を話してみようかと。自分の思いを言えなかった私が、少しでも言えるようになった考え方も話そうかなと。まぁ、参考にしてみてくださいな。
なぜ伝えようと思ったか
大きく2つ、理由があります。2つ目が大きなきっかけになったかなと。
後輩に言われたこと
まず1つ目が、後輩でなんでも言ってくる子がいて。あ、だいたいみんな色々言ってくるんですけど、その子はちょっと別格なんですよ。内容も結構良いこと(言われたこっちが恥ずかしいくらいのこと)言ってきてくれたりするんです。で、恥ずかしくないのか聞いたら「言えた僕も嬉しいし、言われた方も嬉しくなるじゃないですか」的なことを言われ。たしかになーって思ったんですよね。
嫌なことやマイナスな内容だったら考えてから言わなきゃだけど、プラスの内容だったら、言われた方も嬉しいよなーって。みんながハッピーになるなーって、まじで思った。そこから、人の良い面を探して、さらには伝えていこうって思えるようになったんですよね。
身近な人の死
2つ目のこれが、結構大きな理由。私は約3年前に母親が亡くなったんですが、その時に1つだけ後悔せずに済んだことがあります。それが、感謝を伝えられたことです。母親が亡くなったときの事は、未だに「あの時こうしておけば…」とか「私が…」とか思うけど、結局は決めたのは母親なので、私が後悔してもどうしようもないことはわかっています。
けれども後悔してしまうのが人間で。最後に感謝の気持ちを伝えられたことだけは良かったなと思っています。それさえもできていなかったら、結構きつかっただろうなって。なので、人はいつ死ぬか・居なくなるかわからないから、プラスのことは、今すぐにでも伝えようと思えるようになりました。
時と場合によっては伝えることが出来る
同じ後輩に、「Mikaさんって思ったことあんまり言わないですよね」と言われ。「うわ、バレてる」って思いました。見た目的に結構言いそうに見られるんですが、自分にしか害がない時とか、言わないほうがその場が丸く収まる時とかは基本的に言わないんです。昔から。
それでも、思ったことを伝えられるときと伝えられないときがあります。それがどんなときか。また、なぜそうなのかを考察してみようかなと。結構こういう人多いんじゃないかと思います。
仕事の場合 〜上司には
仕事の場合、上司などにはガンガン言うんです。なぜなら、お客さん・患者さんに何かしらの不利益が被るから。で、上の人とバチバチやっちゃうんですが。(笑)
なので、仕事では伝えれるって言うより、上司には伝えられるって感じですね。患者さんになると、また変わってきます。
仕事の場合 〜患者さんには
患者さんの場合は、仕事なので、相手に合わせたキャラクターを作っている部分もあります。例えば、年齢が上で役職に就いている男性へのキャラクターと、中学生への自分のキャラクターは変えます。主婦でも年代によって変えますし、性別でも変えます。なので、ここでは自分の率直な意見を言うことは間違っていると思っています。なぜなら、仕事だから。プロの理学療法士として、お客様に接するので、どうリハビリを進めて行くのか、今はどういった状況なのかを踏まえて接するから。
ここでは、“私”は要らないんです。
プライベートの場合
言えないのか言わないのかは、まだ自分自身でもよくわかってないんですが、プライベートでは意見を言うのが難しい。例えば誰か(後輩や先輩、友達など)に相談をされたら、相手がどんな言葉を欲しているのか考えてしまう。私自身の意見が欲しいという意見もあるかもしれないですが、本当の自分って何人も居ると思っていて。その相手の前で出している自分、って考えちゃうんですよね。「私に相談するって事は、こう言って欲しいんだろうな」って感じ。
なぜ伝えられないのか
これは、ひとによって違うと思います。が、これが分からないと対処のしようがないので、ここは皆さん、自分で考えてみるといいのでは?以下は、筆者である私の話を書きます。
生い立ち・育ってきた環境って大きい
これを考えてみたところ、伝えないのが普通だったからかなって。伝えたところで意味がないって思っていたのが大きいかな。多分。家族にも基本的には伝えないんです。一番伝えないかな、家族には。理由は、自分の育ってきた環境ですよね。昔は伝えてたこともあるんです。
ちょっと家族の話をします。私のお姉さまはなかなかの強キャラで。反抗期がエグかったんですよね。で、親や伯母さん(この辺はプロフィールの家族構成をみてください)に、伝えてたこともあったんです。でも、いつからか「Mikaが我慢してあげて」「もう少しすれば落ち着くはずだから」「お姉ちゃんに言ってもどうにもできないから…」って感じで、「あ、言っても無駄なんだな」って思うようになったんですよね。そこから「自分が我慢すれば、丸く収まる」ってことを学んだ感じ。1回だけ、自分の気持ちをどうしようもなくなったときがあって。その時は壁に穴があいたよね…手が折れたかと思った。ちょっと運動に支障出たもん。(笑) 物に当たったのは反省です。
学校でもそうですよね。「この方が良いんじゃないか」って意見しても、「このやり方で今までやってきたから」とか、訳のわからない理由で却下されることが多かった、多かった。やはり、効率重視のわたしとしては納得できないんですよね。(笑) で、学校でも意見を言っても、自分の思ったこと・考えたことを言っても意味ないんだなーって感じるようになってしまったと。
こういう人、結構多いんじゃないかなーって思います。
たまに出てしまう時
そう、たまにね、自分の思ったこととか、考えてたことがポロッと出てしまうときがあるんですよね。油断すると。そんときは、「怖い」とか「厳しい」とか「なんでそんな事言うの?」って言われてしまうんです。
怖いって言われるってことを歳上のオジ達に相談したところ、「お前の言ってることが真っ当過ぎるんじゃない?」「俺らには普通だよ」「その年代には合わないかもなー」「厳しいと感じちゃうのかも」などと言われました。
こういうのも相まって、あまり自分の本当に思っていることを伝えることは辞めてしまったというのもあります。伝えるほうが疲れるなって。相手に合わせつつ、自分の言いたいことも考え、なおかつ口調も優しめに(私が早口で口調が強いので)…と考えていると、まじで疲れる。だったら、相手の求めてることを言ってあげたほうが楽だなって。考えることは1つだし、みたいなね。
伝えてみよう
まずはプラスの意見から伝えること
前で書いてきたように、自分にとって・自分にちょっとした害がある程度であれば、まだまだ我慢してしまうんだろうなーと思っています。その方が楽だから。けれども、この自己犠牲的なものもよくないなとは思っていて。楽な方を選択しているから、自己犠牲かもわからんけど。
最近は、少しずつ自分の気持ちとか思いを伝えていこうと思っています。それもプラスの感情を伝えるのであれば、相手も自分も幸せな気持ちになるから、考えすぎずに伝えられるかなと。まぁちょっと恥ずかしいくらいだよね。それでも、少しずつ伝えていくということが重要かなと感じています。
なので、少しでも変わりたいと思う人は、まずはプラスの意見から伝えてみよ〜ということで。参考までに〜!!!