筆者である私は、30歳でして。中堅と言われる年代に入ってきたなーと感じる今日このごろ。後輩とかもできてきて、色々聞かれることや相談されることも増えたんですが…それに対する意見を言うのって難しいなーと最近はめちゃくちゃ思う。その理由を書いていこうかなと。私の意見なので、皆が当てはまるわけでは無いと思いますが。きっと参考になるかなーと思います〜!
相談者/相談される側の問題?
まずはこれがどっちの問題なのかを考える必要がある。
相談される側の問題だとしたら…
相談される側の問題だとしたら、自分自身にはどうしようもできないんだよね。できることは、相談相手を変えることくらい。仕事のことで確認は取らなきゃいけないとしても、そのやり方とか修正とかは違う先輩や上司に見てもらうとか。取れる手段を考えるしか無いのよね。だから、今回は、相談される側=相手の問題とはせずにいきましょう〜
相談者側の問題
今回はこっちをメインで考えましょう。なぜなら、変えられるのは自分だけだから。
そこまでお互いのことを知らない
これは、会社の上司だったらそんなことはないけど、違う会社で働いていたりする場合とか、なにかのきっかけで知り合って、超久しぶりに連絡するパターン。例えば、その業界で有名な人と知り合えて、その人とほとんど会ったこと無いのに、急に相談するとか。そうなると、相談する人のことを何も知らないわけだから、具体的なことは言いにくいよね。だからありきたりなことしか言えない。どう言えばいいかとか、まじでわからないから。
悩みが具体的ではない
これはね、結構ありがちで。結局何が聞きたいのかわからないパターン。あとは、大事なことを隠したり言わないパターン。「そこは言えないです…」とかね。何に困っているのか、どういうことに困っているのか、5W1H的な、そのくらい細かい方が話がしやすいかなと思う。
文面での相談
メールやラインでの相談は、伝わり方もわからないし、長くなってもわかりにくいし…これは基本的に避けたほうが良いかなと思う。できるだけ、顔を見ながら。相談を受けてるほうも、相談者の表情を見ながら、話し方や内容などを変えている可能性もあるからね。
否定的な発言をする
「でも…」「いや、それは…」を連発されると、こちらも話す気が失せるのよ。相談したなら、その人の言うことを全てやってみるくらいの覚悟で、相談しないと失礼にあたるよね。その人の時間をもらってるんだから。せめて、相談しに行ったときには、否定的な言葉を使わないように。
こういう場合もあるよ
筆者自身のこととか、筆者の周りで合ったことを最後に話そうと思います〜。ちなみに、筆者は理学療法士=リハビリの先生をしています〜
共通言語が無い
これね、私達の世界でもあって。人によって考え方とか治療手技が違うんだよね。で、あまりコミュニケーションを取っていない人に「この患者さんで悩んでて、どうしたら良いですかね?」って聞かれても、困っちゃうのよね。なぜなら、共通言語がないから。説明してもわからないんだよね。治療も、「何したらいいですか?」って聞かれても、「君は何ができるの?」ってなってしまうわけで。同じ治療手技を学んでいれば「これやってみたら?」って言えるけど、違ったら言えないのよね。だから、何か聞かれても、大雑把にしか答えられないって感じかな。
できれば、相談する前に、どうやって治療にあたっているかとか、理学療法の考え方とか。そういう話をしてから相談してきてほしいなーと思うかな。
答えは教えない
私の中での答えはあっても、そこだけを伝えても、相手の成長は無いのかなと考えてしまうのよ。大事なのは、「何でそう考えたのか」とか「どうしてその解にたどり着いたのか」ってことで。じゃないと、他に応用できないから。だから、「こう考えてみたら?」とか、一緒に考えましょうってするときもあるんだよね。そこから逃げてしまう人もたまにいて、「あの人は答えを教えてくれないから、相談しても意味ない」みたいな感じで。もし、「何でだろうね?」とか「どうしてだと思う?」って聞かれていたら、一緒に考えてもらえるように話してみたらいかがでしょうか?
最後に
相手=相談される側の問題なのか、自分=相談する側の問題なのか。そこをまずはクリアにして、どうするかは対処するのがいいのかなと。ただ、相手の問題だったとしても、相手の文句を言っていても、無駄だし無意味。だから、自分ができることを考えて、それを行動に移すことをしていけたらいいのかなーなんて思います〜!以上!