筆者である私は、もともとめちゃくちゃ怒りっぽくて。すぐにキレてました。笑
学生時代とかはひどかったなと。理詰めするんですよね。しかも、早口なので、まくし立てる感じになってしまい…あー、怖い怖い。
今でもたまに出そうになりますが(ってか、ちょっとだけ、ちょっとだけですよ?出ます…)、それでもだいぶ良くなった。
ですが最近は捉え方を変えていこうとやりだしたら、自分自身の怒りの感情のコントロールもできるようになってきました。
ということは、捉え方を変えられるとアンガーマネジメントにもなるのではないかということで、どういうふうに捉え方を変えたかを書いていこうと思います。
何でもプラスの面を見る
私自身の話を1つ…ついこの間行った、旅行の話なんですが。
割と老舗旅館に泊まりました。朝ご飯食べる時、お味噌汁とご飯を仲居さんが持ってきてくれたんです。ですが、置いた位置が少し悪く、はい。私の脚にこぼれちゃったんですよね。しかも、お味噌汁が。笑
まぁ、なかなか熱かったんですが、もうこぼしちゃったものはどうしようもないので、普通に着替えに行きました。凄い丁寧な謝罪も受けたし、幸い火傷もないし、ズボンは短パン(水陸両用のやつ)だったんで、水洗いすればバッチリで。
こんなことがあったら、きっと怒る人とか、怒鳴り散らす人も居ると思うんです。ですが、起きてしまったことはもうどうしようもないし、その場で怒りを出したところで周りのお客さんも嫌な気持ちになるし。良いことってないとは思っています。
で、私がこのときに思ったことは、「老舗の旅館でのハプニングなんてめったに起きないだろうし、逆にレアじゃん。むしろこの後、4つ星ホテルはどんな対応をしてくれるのか勉強させてもらおう」と思ったんです。私は医療系ですが、接客業でもあるので、そういったときの対応って参考になるだろうなと。その後は、結構偉い人も出てきて、帰りもその人に見送ってもらって、お菓子も貰って。(クリーニング代も言われたんですが、断りました。) まぁ、お菓子が一番嬉しい。笑
代償は少しの熱さのみで、こんな貴重な体験をできたと思ったら、全然オッケーかなって。しかも、ネタにもなるし、最高じゃん!と。
【こぼされた】という出来事だけを見たら、マイナスかもしれないですが、その後のことを考えたら結果プラスになるんじゃないかなと。
基本的に、全ての出来事にプラスの面ってあると思ってます。その代償は様々だし、マイナス面の方が大きいかもしれないです。ですが、プラスの面って探せば必ず見付かるんじゃないかと思っています。
プラスの面を見付けるには?
どうやったら、プラスの面を見付けられるか。その前に、何かが起こったときに感情的にならないことが必要です。そうするためにどうするか。
自分自身の状況を実況中継する
私の手段としては、私自身が体験していることを、傍観者として見てみる。で、そのために、実況中継しています。例えば、そのこぼされた時も「さぁー、ズボンと脚にお味噌汁がかかりました〜。さぁ、どうする!怒るか?とりあえず着替えに行くか?いやいや、まずは拭かないと、歩いたところがビチョビチョになるぞ〜」って感じで。他にも、ムカついた時なんかは「はい、今イラッとした〜!うわー、めっちゃムカついてるじゃん、自分!」って思う。
こうやって実況することで、他人事みたいに感じるんですよね。きっと他にも方法はありますが、私はこれが結構おすすめ。
イラツイた時とかにこれをすると、「うわー、自分めっちゃイラついてるじゃん。うける」って思えるから。笑
プラスの面を見る
実況中継ができたら、それって、自分のことを俯瞰的にみれてる証拠なんですよね。できるなら、周りの状況とか環境、そこにいる人、関係者など全てを実況中継してみること。そうすると、まじで周りが見えてないと、これできないことに気付くんで。
で、気持ちも落ち着いてくるから、冷静に物事を判断できるようになってきます。これ、理論派の方がやりやすいんですよね。
プラスの面を見るためには、普段から、物事の良い面と悪い面の両方を意識する必要があります。これは、その場だけじゃできない。普段から、これを意識しておくことが重要。
あるAという出来事が起こったとして、私は良いと思った。けど、どういう立場の人だったら悪いと思うかな、とか。Aということのいい面はこれ、悪い面はこれ。みたいな感じかなー?
最後に
何か起こった時に、その場だけでどうにか気持をコントロールしようとしても難しいです。日頃から、自分の気持をコントロールできるよう、練習が必要です。
とりあえず、“実況中継”してみてください。これはまじで結構おすすめです。
ではでは参考までに〜!!!