こう見えて、中学生のときに部活で鬼糞ハブられていたんですよね。どう見えてんのかはわからないですが、そんなふうには見えないとよくよく言われます。そこまで酷いものじゃなかったけど、やっぱりショックじゃんね。で、顧問の先生はどうしたかって?見てみぬふりよね。やばいよね。で、理不尽に怒られてた。シカトかましてたけど。
そこから、あまり大人は信用しなくなりました。そんな私がその時に気付いたんだよね。どうすればいいのかって。まぁ個人競技だったからどうにかなったけど、団体競技だとまた違うかも。でも、これがあればどうにでもなるって思ったことがあるから、その話をしていこうかなって。
ちなみに私は水泳をしていて、選手コースだったんです。なので、部活は水泳部。中学校の大会とクラブチームの大会があって。全国中学とかは学校からしか出られないんだよね。
ハブられた理由
んー、これは、ちゃんと聞いたわけではないからわからないけど多分ね。多分、私が中途半端に速かったからだと思う。そして、陸上も速かったんよ。1000-2000m走だったんだけど。どのくらいかと言うと、中1で校内2位、中2からは校内1位くらい。ちなみに言うと、2位の子が同じ水泳部。(笑) 陸上部何しとんねんっていうのは、心に閉まってください。
きっと目の上のたんこぶ的な感じかな?なんかね、中2からハブられだして。中2から水泳も速くなったんよ。県内だったら決勝は残るレベル。表彰台はちょいと厳しいくらい。全国大会はちょっと厳しいけど、関東大会は出れる程度。他の子達は、県大会で決勝は残れるかどうか…関東大会は厳しい…。で、しかも、1000-2000m走が速いと、駅伝の選手になるんよね。それにもエース区間で選ばれちゃうからさ。やっぱりムカつくよね。きっと。
結構練習はしてたよ?んー、かなり。(笑) けど、当時は「努力は見せるもんじゃねー」と思ってたから、そんな話したことないんだよね。だから、多分周りは「何もしてないのに速くなりやがって」って感じだったんだと思う。どのくらい努力してたか?水泳は週6日7回練習だったんだけど、水中の練習後に陸上トレーニングして。休みの日には走りに行ってたかな。
圧倒的な力の差
で、話しかけられるきっかけになったことがあってね。それが、私が「リレーに出ません」って言ったの。(笑) 私は中2では個人種目は関東大会だったの。でもリレーで全国大会が決まってて。でね、どっちかしか出れなくて。わたし的には個人種目で泳ぎたくて。関東大会で、決勝に行けるかなって感じだったから。しかも、そんな人達と泊まりで遠征なんて行きたくないじゃんね?でも、リレーでは私の代わりの子(補欠)だと、かなり遅くなるのよ。それが、リレーメンバーは嫌だったみたいで。そこから急に話しかけてきて。レース前に「頑張って」なんて言われたよね。(笑)
しかも、中3では全国大会に出れそうで。部内ではそれが私だけだったんだよね。でも、リレー出たくないって言って。「県大会は仕方ないから出てもいいけど、全国大会では嫌だ。なんであんな人達と出なきゃいけないんだ」って言ってやったのよ。そしたら、そこからなんかすげー話かけてくるようになったよね。あ、ちゃんと個人で全国大会出れたし、リレーも出てあげました。
でね、このときに思ったんだよね。圧倒的な力が必要なんだって。中途半端だと嫉まれるんよね。で、それがいじめに発展したりすんのよ。だから、“圧倒的”って言うのが重要だなって。これは、なんでもそうだと思う。本気で喧嘩が強い奴っていじめられなくない?空手とか武道してる人って、あまりいじめの対象にならないなーって。勉強も、多少出来る程度じゃダメなんよ。妬みの対象になるから。その対象にならないくらいヤベー奴になる必要があるんだよね。東大とか京大レベル。
そうすると、どんなに努力して頑張ってたとしても、周りは「あの人は才能があるんだよ」とか「元が違うんだよ」ってなるから。比較の対象から外れるんだよね。水泳のコーチに言われたことで凄く覚えてることがあって。「僅差で勝つな。圧倒的に勝て。そうしたら、相手ももう少しだったのに、悔しい!って思わなくて済むだろ。」って。まさに、これだなって思ったよね。今でも一番役に立っている教えだよね。
社会人になってからも必要な“圧倒的な実力の差”
この圧倒的な力の差って社会人になってからも必要だなって。今の仕事は理学療法士っていう、リハビリの先生をしているんだけど。今もこの「圧倒的な実力の差」って重要だなって思っていて。私の大尊敬する人に言われたんだよね。「ドクターにもクライアント(患者さん)にも、圧倒的な実力の差を見せなさい。」って。じゃないと、ドクターとも対等に話せないし、患者さんからも信用されないからって。まず治せる・改善させられることが大事だからって。
たぶん、これってどの業界でも必要なことなんじゃないかなって思う。例えば、会社で2人のうちどっちかが昇進するとしよう。もう、この2人のうちってなってる時点でダメなんよね。この人を置いて、他にはいない!って言われれば、無駄な嫉妬って生まれなくて済むんよ。これが、“圧倒的な実力の差”よね。
最後に
とにかく、圧倒的な力って結局強いんよ。だから、なんでもいいから、これをつけること。いじめはよくない!とか、解決にもならないよーな綺麗事言ってたって仕方ないし。そういうことする、しょーもないやつは世の中に沢山いるんよ。もうそれを受け止めて、自分が強くなるか逃げるかしか方法はない。逃げるのもありだし、闘うのもありだし。逃げたとしても、いずれ闘うときは来るから。だから、そのときまでに強くなること。これしかない。よし、がんばろ。
ちなみに、逃げることに関して、前に書いていたので、ぜひ読んでみて〜